【今年度も開催いたしました!!】第2期みねるばの森ゼミナール

2014/07/29

第1回セミナー報告

 ・日時     : 2014年5月29日(木)(18:30~20:30)
 ・テーマ  : 就活はすでに始まっている! 受身の就活を超えた「採活」とは
 ・講師     :  西村武士氏
                   (実践型就活&キャリアデザインゼミナール「
ReaL」代表)

 
「今、知っておくべき『真の就活』とは」をテーマに、第2期みねるばの森ゼミナール(全4回)がスタートしました。
 

第1回セミナーは5月29日(木)に開講。

講師の西村武士氏は、これまで多くの企業の採用活動の現場を見てきました。その経験をもとに、就職活動に求められる人間力・コミュニケーション力の重要性を学生に伝え続けています。
 




 セミナー冒頭で西村氏は、ご自身の職歴や経験を交えながら自己紹介を行った後、本日のコンセプトを説明しました。それは、「企業から内定をもらいたい」という受身の姿勢を乗り越えて、「自分からチャンスを掴みとる」、「自分が働く企業は自分で選び、そして取りに行く」という積極的な心構えの大切さを学生に伝えることです。 
 

 次に、最近の就職活動に関するトピックスを話題としました。例えば、企業が欲しい「求める人材」の詳細です。特に、「コミュニケーション力」は企業が学生に求める大切な要素です。しかし西村氏は、学生が考えるコミュニケーション力は必ずしも社会人の常識と一致しない点があるとして、具体的な例を挙げて説明しました。モバイル機器をツールとして使いこなすだけではコミュニケーション力があるとは言えないと指摘しました。



 そして、いよいよセミナーはワークの時間となりました。


 目的は、「実社会における仕事を疑似体験してみる」ことです。参加者をいくつかのチームに分け、講師が求める課題にグループで取り組み、その成果をプレゼンテーションするという一連の作業です。限られた時間内にチームで議論し、コンセンサスを得るにはリーダーシップや協調性が求められます。
 



 本ゼミナールは複数の大学から学生が集まっており、お互い知らない者同士が同じ目的に向かって一緒に仕事をすることに当初は戸惑いが見られました。また、東南アジアからの留学生も参加しており日本語に困る場面もありました。しかし、将来の職場では、知らない人、時には国籍を超えた人をパートナーとして仕事を進めなければならない場面が多々あります。 

 
 学生達はワークを通じて、こうした困難を乗り越えるために全員で協力することを体験し、さらにはチームとして成果を求める喜びを実感しました。
 




 各グループがプレゼンを終えた後は、各チームの順位を投票で選びました。社会では常に評価されるという厳しさも実感した投票結果でした。
 


西村氏は、仕事を次のように定義しました。
  

 仕事とは

 ☑内容<成果(1位の価値)
     ※内容より成果が問われる

 ☑WANT<MUST
   ※「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」
 
 ☑自己評価<他己評価
   ※他人が成果を判断する

 ☑続けることの厳しさ

 


 このように仕事とは厳しいものです。しかし、厳しさに真正面から向き合い、責任を全うすることで人は成長します。こうした点を学生のうちから考えることは、就活活動で大きな力となります。さらには、本当のスタートである内定以後の人生を豊かにしてくれます。西村氏はこの点を強く語りました。
 
 セミナー終了後、参加学生の多くは心地よい疲労感を抱きました。非常に限られた時間内で、社会で働く数年後の自分を想像しながらディスカッション・リサーチ・プレゼンテーションを行ったのですから当然と言えますが、参加者の顔つきは少し逞しくなりました。
 
 【参加学生の感想から】

・揺るがない「企業の現実」について学べ、自分の至らぬ点について
   認識を 改めることができました。
・素敵な出会いがありました。ありがとうございます。
・学生の時に社会人としての準備をすべきであることを痛感しました。
・働く理由や社会のルールについて考える事ができて良かったです。


 【寄稿】
  「就活はすでに始まっている!受身の就活を超えた『採活』とは」を受講して(大学3年生 女性)
 
 就職活動を間近に控えている中、どのように積極的に自分をアピールすればいいのか、そしてどのような人材が今の企業に求められているかという実用的な情報を伝授してくれました。その上、講義の一環として参加者をグループに分け、チームワークや作業を時間内にこなすスキルなどを評価するアクティビティーも含まれていたため、最初から最後まで非常に勉強になる体験でした。講義の全体を通じて、私は西村さんの現実的な就活アプローチを大変新鮮だと感じ、就職への意識がより高まりました。
 

 その後、講師やNPO事務局のスタッフを交えた懇親会。複数の大学から参加した学生同士も仲良くなり、ゼミナールを通じて学生ネットワークが形成されているのを実感します。

 社会で「働く」厳しさとその心構えを学んだ第一回のセミナー。次は社会の最先端で仕事をするお二人の企業経営者がみねるばの森ゼミナールに登場して下さいます。本気で働く「喜び」をぜひ教えて頂きましょう。
 
 



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